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突然の訃報にパニックならないために、身内の不幸に備える本
当然のことながら、人はいつか亡くなります。しかし、頭では理解していても、いざ直面すれば動揺は避けられません。愛する人にもしものことがあれば、パニックに陥る可能さえあります。そこで、少しでも平常心を保つために、わかりにくい葬儀の作法や、身内の人が亡くなったときの心構えなど、事前に備えられる本を集めました。
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葬儀の段取りはもちろんのこと、葬儀後の法要、相続の問題、墓の問題に至るまで広く解説した本書。遺言書についてなど、死を前にする人にも必要な知識が掲載されています。近親者が亡くなりそうだ、喪主をしなければならなくなったなど、葬儀の当事者になる可能性のある人に必要な知識が網羅されています。
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葬儀・法要でのスピーチに役立つ一冊です。無難な例文を紹介しつつ、話してはいけない注意点なども子細に書かれています。身内に不幸があれば、挨拶を入念に考える余裕がないかもしれません。そんなときは本書に頼って、少しでも雑事や心理的負担を減らすとよいでしょう。
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もし肉親の死が現実的に近いと感じたら、本書。死後、すぐに行うべき「相続」「葬儀」の解説はもちろん、「親孝行」をテーマにした項目は、特に読むべき価値があります。亡くなる前だからこそ、できることもあります。また、自分が死の淵にあれば、死に対する心構えをもつ意味でも有意義な一冊です。
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自殺をテーマにした短編集であり、死について深く考えさせられる物語が多くあります。希望と絶望が交差する描写の味わいは、まるで走馬灯のよう。物語に描かれた多くの死に触れ、死について自分なりの答えを出せば、現実として訪れる死に対しての心構えができることでしょう。
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命の危険を顧みず、夜間郵便飛行という新事業に挑んだ男たちの物語です。ただ生きていれば命が輝くというものではない、生き方にこそ価値を見出すべきである。誰かの死を前に無力感、諦観にとらわれている人にこそ、本書が語る「命の価値の本質」について知り、死を前向きに受け入れる視点を養ってみてください。
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