ブックキュレーターhonto編集員
日々を生き抜く「武器」として使える交渉力。その理解と鍛え方がわかる本
ビジネスだけでなく、実は日常のあらゆる場面で行われている「交渉」。しかし腰をすえて交渉について学び、交渉力を鍛えたことがある人は少ないでしょう。交渉力とは物事を円滑に進めるための技術です。交渉の考え方やフレームワークが学べ、実践的なトレーニング方法を知ることができる、交渉力を高めるための参考書をご紹介します。
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実践!交渉学 いかに合意形成を図るか
松浦 正浩(著)
交渉とは一方的に利益を得るための行為ではなく、当事者全員にメリットが出ることを目指すもの。交渉をそうとらえた際の社会的意義と基本的な考え方、そしてフレームワークの築き方を解説したのがこの本です。身近なレベルの交渉から、公共政策に関する社会的合意形成まで幅広く扱っていて、交渉の基本が学べます。
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武器としての交渉思考
瀧本 哲史(著)
著者が京都大学で教鞭をとった「交渉の授業」をまとめた一冊。そのため、若者に向けてわかりやすく書かれています。『自己紹介するのは自分を理解してもらうためではなく、相手が欲しくなる理由を提示するため』など、視野が変わる具体的な言葉が満載です。これを読めば、社会に立ち向かうための武器を得られます。
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ディベートといえば、日本では詭弁術のように思われがちかもしれません。だけど、その実は「交渉」の力を鍛えるための方法論であり、他者と信頼を築いていく技術なのです。また、ルールがあるなかで、相手との折り合いを論理的に導く思考のゲームでもあります。楽しく交渉力を鍛えるための方法論を学べる一冊です。
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反論が苦手な人の議論トレーニング
吉岡 友治(著)
議論が間違った方向に進んでいると思っても空気を読んでしまい、発言ができない。そんなタイプの方に向けた交渉術について書かれているのがこの本です。その場の雰囲気を壊さずに、ものをいうための3つの技法が記されています。ツッコミから仲裁まで、反論をするための思考プロセスに焦点をあてた独特の手引書となっています。
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日本トップクラスの成約数を誇るM&Aアドバイザーによる、実践的な交渉術が書かれた秘伝の書。具体的なシチュエーション別にどのような交渉方法を使い分けるのか、交渉の最中にどのような心の力学が働いているのか、丁寧に解説されています。わかりやすく、すぐにでも使える実践書です。
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