ブックキュレーターhonto編集員
知れば知るほどに奥深くおもしろい。落語という世界を楽しむ本
寝つけない夜に落語を聞くと、不思議と眠れる人もいるのでは?これも一つの落語の楽しみ方なら、古典落語を文字で追う、落語に対する落語家の考え方を知る、落語を言語学として分析してみる、落語の歴史を理解してみるなど、さまざまな楽しみ方が落語にはあります。落語の多様な見方に触れられる本を紹介します。
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エッセイストの中村翠が、自身の好みを踏まえて落語・落語家を紹介している本。寄席には行ったことないけれど落語を聞くのは好きな、初心者向けのガイドです。落語通からすると、いろいろ物足りないかもしれませんが、落語入門としては敷居高くなく読める、さらりと読める入門書です。
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立川談志が落語についての考え方と歴史を描いた名著です。落語界ではバイブルのようなものだとか。落語を「お笑い」としてではなく「人間の業の肯定」だという著者の落語論を知ると、落語に対する見方が変わり、より味わい深く楽しめるようになるでしょう。
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本書は、落語の400年の歴史について紐解いているものです。日本史で、歌舞伎や能はその発祥や著名な人物について習いますが、落語は習わなかったのではないでしょうか?本書はいわば落語の教科書。落語がいつ誕生したのか?寄席はいつからはじまったのか?落語の400年の歴史に関する疑問が解決されます。
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