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映画産業の代表「ハリウッド」の成功の秘密に迫る本
映画産業をけん引してきた「ハリウッド」。どうしてここまで成長したのか、不思議に思いませんか?このハリウッドの歴史をたどることで、その理由が見えてくるはずです。100年にわたる歴史から、映画のジャンルの話、加えて映画産業の「お金」の構造などに至るまで、多方面からハリウッドの姿を見つめてみましょう。
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ハリウッド映画産業の100年の歴史が、ざっくりとわかる本。「つくる人・上映する人・観る人」すなわち「製作・興行・観客」の3つの軸からハリウッドの誕生、盛衰、現在までをバランスよく書いています。新書の約270ページという限られた紙面に100年の映画史をコンパクトに詰めた、最適なハリウッド入門書です。
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ハリウッド映画は、個々の作家について批評されることが多いもの。しかし本書は「作家主義」ではなく、映画産業を形作ってきた「ジャンル」という視点から語ります。10のジャンルを各章に分け、代表的な作品と生産・流通・消費のシステムからハリウッド映画を浮き彫りにする論は、新しい見方を与えてくれます。
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2003年にメジャー6社は、映画の製作・配給に180億ドルを費やした一方で、全世界の入場料収入から64億ドルしか回収できず赤字だったといいます。いったい映画会社はどのような方法で利益を得ているのか?また、映画による収益は各関係者でどのように分配されるのか?など、映画ビジネスの疑問にメスを入れた本です。
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ハリウッド映画は2000年代に入り、映画製作・興行のデジタル化、観客のグローバルな広がり、金融危機による製作費のひっ迫など、変革の波が押し寄せます。本書は、現地ロサンゼルスで映画に関わり続けてきた著者が、10年間の変遷を追ったもの。ビジネスとクリエイティブの生々しい現場感が伝わってくる一冊です。
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3千枚以上の女優写真コレクションを誇る作家・逢坂剛と、映画ファン歴60年の南伸坊が、選りすぐった女優を前に語り合った前作『ハリウッド美人帖』。それを読んだ三谷幸喜が「僕も美人談義をしたい!」と参戦したのが本書です。164人の女優写真を見ながら語り合う3人の声を楽しみ、女優に見惚れる充実本です。
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