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なぜ大学に行くのか・・・と悩んだら読みたい本
人生の大きな岐路ともいえる大学入学。昨今は少子化の広がりから大学の姿にも大きな変化が見られるとともに、大学4年間の学費を支払うための奨学金の滞納問題なども発生し、大学に行くか否かで悩んでいる学生も多いようです。そこで大学や学生を取り巻く問題なども含め、大学への進学を考える際に役に立つ本を紹介します。
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高卒で銀行に入行し、その後は外務省にて外交官として活躍している藤田順三の著書です。大学に行かずとも、熱心な外国語の習得を通して外務省というエリート街道を登りつめている著者。大学に行くか行かないかではなく、どれだけ前向きに努力ができるのかが大切、ということを教えてくれる一冊です。
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大学進学を決める際に問題になることが多い学費。そして、学費の支払いを奨学金に頼っている人は少なくありませんが、有利子の奨学金の場合はその返済に追われる場合が多く、大きな社会問題となっています。本書では奨学金の仕組みから返済に困ったときの対応方法などが提示されているので、奨学金で大学を目指す方はぜひ参考にしてください。
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大学でマンガを教えている著者が大学の可能性について語った本です。「マンガが上手くならない」と泣きながら研究室に入ってくる学生、作品と向き合うのがつらくて数学の問題を解き始める学生など、苦しむ学生の姿とそれを見守る著者の温かい視点は、読んでいてほほえましくなってきます。師との出会いも大学で学ぶ醍醐味の一つ、と思えるようになるでしょう。
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少子化が進むなか各大学や学部では定員割れが起こったり、組織再編が起こったりと、その周辺ではめまぐるしい変化が見られます。本書では大学で起こっている変化、現在の大学生たちの意識、そして就職支援の方法までがまとめられています。志望大学が自分に合っているのか、それを考える上でも助けになる一冊です。
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