ブックキュレーターhonto編集員
勝負の世界に身を置き続けた天才たち。その壮絶な人生から読み取る幸福論
厳しい勝負に世界に身を置き、そこで人生を賭けて闘い続けた各界の天才たち。闘いの舞台はそれぞれ違っても、彼らの鬼気迫る執念と熱い想いは、読む者の心をグッと引き寄せるものがあります。好敵手との争いと友情、壮絶な人生のなかで見出した各々の「幸福」を読み取り、天才たちの勝利の法則を知り、戦いのはてに見た世界を疑似体験してみましょう。
- 5
- お気に入り
- 4572
- 閲覧数
-
IT革命を起こし、世界中のライフスタイルを一変させた経営者スティーブ・ジョブズの公認評伝です。アップル創業、解任劇と復帰、iPhoneの誕生など、波乱万丈な人生が明らかになっています。ビル・ゲイツとの業界戦争やアップル社内の派閥争いに巻き込まれながらも、革命的製品を送り出すことに幸福を感じていたジョブズの熱意が感じられる一冊です。
-
1964年に東京オリンピックを成功に導いた男子マラソンの銅メダリスト・円谷幸吉と、ライバルとしてともに戦ったエチオピアの金メダリスト・アベベ。それぞれがオリンピックにどう挑んだのかを描いたコミックです。2人とも国の威信を背負いつつも、「走る」ことにこれ以上ない幸せを見出していたことが、本書を読むとわかります。
-
ブラジルが誇る天才F1レーサー、アイルトン・セナ。彼と親交の深かったF1ジャーナリストが綴ったセナの回想録です。タイトル奪取となる宿敵プロストとの勝負に、躊躇せずギリギリの闘いを挑んでいた様子が伝わってきます。自らの走りに絶対的な自信をもち、レースに生涯を賭け「世界最速」を最高の幸福と考えたセナの哲学に圧倒されるでしょう。
-
1950年代のアメリカに吹き荒れた共産主義者追放運動「赤狩り」に、真っ向から立ち向かったハリウッドの脚本家ダルトン・トランボの評伝です。体制側か亡命かの選択を一蹴し、変名で脚本を書き、人知れず権威に才能で闘いを挑み続け、アカデミー賞を2度も受賞。信念を貫き通すことが、本当の幸せをもたらすことを教えてくれます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です