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私も、うつになる可能性が?・・・うつ病の不安を少しでも感じたときに読みたい本
「うつ」は、現代では誰もが他人事ではない身近な病です。「私はしっかりしているから大丈夫」と思い込んでいても、テレビなどで病に苦しむ人を見ると、少し不安を感じることもあるでしょう。そんなときに読みたい、うつ病の症状を知り、どう向き合うべきかがわかる本を紹介します。自分だけでなく、家族や友人のまさかのときに役立つこともあるかもしれません。
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日本人はどうやら精神科に対して強い苦手意識を持っているようです。体調が悪いのは、私の我慢が足りないせいだ。私は怠け者だ。心の病気だなんて、軟弱で恥ずかしい・・・。そんな思い込みが患者を病院から遠ざけ、病の完治を遅くするといいます。精神科に気軽に受診することをすすめる本書は、心の不調と向き合うための第一歩です。
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最近急増している「プチうつ(新型うつ)」。従来よく知られているうつとは症状が異なり、一見怠けているようにも見られがちなこの病ですが、軽視していると長引いて深刻化することも。本書は、もと通りの自分を取り戻すためのさまざまなノウハウが詰まっていて、まだうつを発症していない方が読んでも未然予防に役立ちます。
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まじめな人ほどうつになる、と聞いたことはありませんか?現代社会では対人関係が複雑化し、さまざまなストレスにあふれています。そんなストレスを回避するコツが、嘘。精神科医が自身の長年の経験から、うまく嘘を使ってうつを防ぐテクニックを提唱します。「嘘も方便」を身につけたら、もう少し生きやすくなることがわかります。
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バリバリのサラリーマンだった夫が、ある日突然、宇宙人になっちゃった!?うつは、今まで当たり前にできていた身の回りのことが急に何もできなくなる不思議な病。そんな夫の姿を宇宙人にたとえ、コミカルなタッチでおもしろおかしく、ときには温かく描いたコミックエッセイです。うつ治療における家族の助けの大切さを実感できる一冊です。
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一度うつになってしまったら、もう二度とまともに社会に出ることはできないの?と恐れている方、ご安心ください。たとえうつになっても、正しい診断とリワークプログラムの活用によって社会復帰を果たすことができます。うつを必要以上に恐れず、うつと付き合いながら社会に復帰することの重要性を認識させられます。
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