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好奇心をかき立てる!宇宙の謎と神秘をやさしく解き明かす科学書
なぜ私たちは宇宙に惹かれるのでしょうか?太古から人類にとって身近でありながら謎だらけの存在だからこそ、夢やロマンを感じるのかもしれません。そんな宇宙の神秘に触れたいときや、好奇心でいっぱいのときに読みたい科学書を紹介します。一読すればやさしい解説に謎が解け、さらに宇宙に興味をもつことでしょう。
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宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学 イスカンダルへの航海で明かされる宇宙のしくみ
半田 利弘(著)
アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の科学考証を担当した天文学者が、最新の天文宇宙について解説しています。地球から16万8000光年の大マゼラン銀河にあるイスカンダルへの航海を経て、1年で地球に戻ることはできるのか?など、宇宙天文の実際と照らし合わせて、宇宙のしくみや謎、現象について解説。興味をそそる内容です。
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眠れなくなる宇宙のはなし
佐藤 勝彦(著)
本書は宇宙の誕生から現代宇宙論までの歴史や科学について、雑学を交えながら教えてくれます。古代から現代への宇宙観の変遷や、歴史に名が残る科学者たちの役割りについても知ることができる一冊。宇宙に存在する物質の95%は未知の成分だということや、ニュートンとリンゴの話が実話なのかあやしいなど、驚きの連続です。
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ホーキング、宇宙を語る ビッグバンからブラックホールまで
スティーヴン・W・ホーキング(著) , 林 一(訳)
本書は科学者が書いた一般向けの宇宙論です。相対性理論を基に宇宙の成り立ちや構造を数式や専門用語を使わずに、物質や重力を正・負のエネルギーという言葉に置き換えるなど、わりやすくかみ砕いて語られています。ブラックホールはそれほど黒くないことや、時間の矢は3種類あるなど、好奇心を揺さぶる内容が盛りだくさんです。
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素粒子物理学をわかりやすく説明しながら、宇宙の成り立ちについてユーモアやエピソードを交えて語られる本書。たとえば、広大な宇宙と微細な素粒子の世界は「自分の尾を飲み込んでいる蛇」ギリシャ神話の「ウロボロスの蛇」に例えられています。ニュートリノのような小さな素粒子から壮大な宇宙が解き明かされる謎に迫った一冊です。
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