ブックキュレーターhonto編集員
謎解きに頭はフル回転!深まる謎に挑みたくなるコミック
日常生活では、頭脳をフル回転させて何かに挑む!という場面は、それほど多くはないものです。たまには、そんな場面に遭遇して熱中したいという方にオススメなのが、読んでいるとワクワクしながら謎を解きたくなるコミックです。探偵や刑事に限らず、さまざまな立場から謎に挑んでいく主人公とともに、深まる謎を解き明かしたくなるような本を紹介します。
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平凡な日常を過ごしている漫画家の青年・藤沼悟。彼は、自分の周囲の時間が巻き戻る「リバイバル」という現象に悩まされています。物語の冒頭、母親の死を機に、悟は自分の小学生時代までリバイバルし、その時代の誘拐事件と母の死の謎に挑んでいきます。読者にも伏線が示されているので、主人公とともに謎解きにのめり込めます。
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児童養護施設で育った主人公のイクオと竜哉。その施設で、最愛の先生を亡くす事件に2人は巻き込まれます。事件から15年後、イクオは警察、竜哉はヤクザという立場から事件の真相に挑んでいきます。主人公2人の先生への純粋な愛を知るほど、読者自身も謎解きを手伝ってあげたいと思い、謎解きに自然と参加してしまう物語です。
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このコミックが題材としている事件は、謎の多い未解決事件として有名な「三億円事件」。主人公の鳴海は、ある日「三億円事件の犯人は父親だ」と謎の人物から告げられます。そこから巻き込まれる形で事件の謎を解く鳴海が、次第に主体的に真相を求めていきます。その姿に引き込まれ、読者も前のめりになって真実を探したくなります。
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警視庁特命係。2人しかいないこの部署で働くのは、熱血感の亀山薫、天才であり変わり者の杉下右京です。右京はその頭脳により、物語のはじめから犯人に感づいています。読者には、右京の説明や薫の意外性のあるひらめきから、事件の謎や右京がなぜ犯人に気づいたのかを推理する楽しみが用意されていて、主体的に謎解きを楽しめます。
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