ブックキュレーターhonto編集員
古典の名著がビジネス書に!?一風変わった視点でビジネスについて学べる本
古典と呼ばれる本は世の中に数多く存在しますが、それらの本はその知名度ほどには読まれていないことが多いものです。「難しい」「とっつきにくい」と思われがちな古典ですが、理解してしまえば必ず仕事や人生の肥やしになります。そこでここでは、古典を簡単な現代語訳にしていたり、理解しやすいひと工夫がされている本を紹介します。
- 5
- お気に入り
- 1875
- 閲覧数
-
孫子は中国の戦国時代に生きた人物です。その教えは現代にまで引き継がれているものの、本来は「戦いの教え」であるため、その考え方を仕事に活かすのは難しいところがあります。本書はストーリーまんがで孫子の兵法を解説し、それを現代社会でどう活かしたらいいのかをわかりやすく教えてくれる一冊です。
-
『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』という一節で有名な福沢諭吉の『学問のすすめ』。この一節は「平等」を謳うだけでなく、実は「学び」や「自立」の大切さを述べた言葉でした。本書は原典をかなりかみ砕いて現代語訳されていて、横書きでさらに読みやすくなっているので、現代社会にこそ必要な気づきが得られるはずです。
-
スラムダンク論語
遠越 段(著)
バスケ漫画の古典ともいえる『スラムダンク』と、紀元前から支持され続ける古典『論語』を融合させた斬新な一冊です。一読すれば『スラムダンク』のストーリーやセリフに、『論語』の教えがたくさんつまっていることがわかるようになります。論語の知識を得られるとともに、自分を奮い立たせてくれる熱い一冊です。
-
『論語』が「性善説」に基づいているとすれば、『韓非子』は「性悪説」に基づいて書かれた厳しい書物です。しかしそこには、組織が生き残っていくために必要な考え方や具体的方策が豊富に記されています。厳しい時代でもサバイバルに耐え抜く組織やリーダーとは何か、ということを考えさせてくれる本です。
-
くまのプーさん心がふっとラクになる言葉 英訳つき 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと
PHP研究所(編著)
『老子』『荘子』の教えをまとめた一冊で、メインとなるのは「道」という考え方です。『“なんにもしない”をしよう』など考えさせられる言葉の横には、かわいいくまのプーさんのイラストが描かれています。日頃めいっぱい頑張っている人も、パラパラとページをめくるだけで癒され、リラックスしながら古典が理解できるようになるでしょう。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です