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やめられないけれど、これって依存症?やめたい習慣があるなら読みたい本
有名人の薬物問題がマスコミで数多く報道されていますが、麻薬だけでなく飲酒、過食、スマホ依存など想像以上に依存症は身近な問題です。法に触れていなくても、やめたいのにやめることができないのであれば、それは「依存症」かもしれません。依存症の仕組みを解説し、自分の悪癖に向き合うきっかけと勇気を与えてくれる本を集めました。
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やめられないのは意志の弱さのせいでなく、脳のなかの快感回路の異常が原因だった。依存のしくみを神経科学者が解き明かした本。快楽を追い求めるのは自然なことですが、快楽回路が異変をきたすと、刺激の量をコントロールできなくなり依存症に陥るのだといいます。依存症は病気であり、治療が必要であることを教えてくれる一冊です。
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「一度はまってしまったら、お金を払い続ける格好のカモ」。本書では、現代の依存症と強く結びついたビジネスの現実と闇が明らかになっています。自分は依存と無縁だと思っていた人が、現実に気づくきっかけになる一冊。カラクリが見えてくれば、搾取され続ける日々を抜け出したいと思えるでしょう。
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西原理恵子×月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気
西原 理恵子(著) , 月乃 光司(著)
日本では、社交ツールとしてお酒が飲めることがポジティブにとらえられていますが、アルコール依存症の問題を抱える人が多数存在します。依存症克服の経験をもつ月乃光司と、依存が原因で元夫に先立たれた西原理恵子が、当事者としての立場で依存症について語っています。アルコールで困っている人のための相談窓口リストがあり実用的です。
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大人の女におやつはいらない 上質な人生を送るための5つの習慣
若林 理砂(著)
「ご褒美スイーツ」などの理由をつけて、空腹でないのに甘いものを食べることを習慣にしていませんか?人気の鍼灸師が、東洋医学の観点から「食べすぎ」の弊害について解説。そして、食べることに使っていた時間を読書など自分のやりたいことをする時間にあてることで、「おやつ」という悪癖を手放す方法を伝授しています。
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スマホをいじっていないと落ちつかない「スマホ依存」。未成年の身体と心の健康を損なうケースが増えています。本書では実例をあげ、子どものネット依存の問題点を浮き彫りにしています。兆候が出た場合に一定期間、携帯電話の使用を遮断するなどの対処法を解説し、親が正しい危機意識をもつことが回復の近道だと教えてくれます。
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