ブックキュレーターhonto編集員
実話だからこそリアルで怖い!実在の霊能者の体験が描かれたコミック
霊能者にとっては、通りすがりに地縛霊や憑依霊を目にするのは日常茶飯事です。普通の人ならゾクッとするような心霊現象さえも、ただの生活の一部。そんな実在する霊能者が主人公のコミックを紹介します。すぐそこにある見えない世界に、一瞬ひんやりと手が触れるリアリティを感じて、自分の周りにもいるのでは・・・という恐怖が迫ってきます。
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幼いころから霊能力を持つ寺尾玲子。工場に勤務する一般女性でしたが、ある雑誌の心霊相談をきっかけに、日本全国を飛び回る霊能者になります。新興宗教団体から呪いのターゲットにされたり、生霊で体調が悪化するなどのエピソードが、ドキドキするほど具体的に描かれています。
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霊能者として発展途上の天宮視子、通称みっちゃんはフリーライターをしながら、さまざまな心霊相談に果敢にチャレンジしています。時には知識や技術が足りなくて対処しきれないこともあり、悪霊を前にして「どうしよう・・・」と右往左往。そんな切羽詰まった姿のリアルさは、実話ならではです。
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保護した猫たちの飼育費のために、OLと心霊相談を掛け持ちしている霊能者・斎。心霊相談してくる人は善人ばかりではありません。強欲だったりネガティブだったり、自業自得な霊障のケースもシビアに描かれています。悪霊を呼び込む心の闇は、誰にでもあることを自覚させられます。
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作家の加門七海は、たいていの憑依霊は自分で祓ってしまえるほどの霊能者。どこに行っても、浮遊霊や地縛霊が寄ってきては話しかけてくる彼女の毎日は、般若心経やお清めの塩が手放せず、まるでサバイバルのようです。生まれつき視えてしまう人の日常的な恐怖が、じわじわ伝わってきます。
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昔から呪いや憑きものを祓ってきたことで知られる滝上一門という密教の修行僧、秋月慈童。間違った祀り方をされた神仏の祟りの怖さ、現代でも一部の人たちは呪術を行っていること、知りたくなかった恐ろしい真実が怖いほど淡々と描かれています。
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