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国内外で注目!浮世絵に興味をもったら手に取りたい本
海外の芸術家に影響を与えたといわれ、日本国内でも展覧会などが人気である浮世絵。目にしたことはあるけれど、詳しいことは知らないという人が多いのではないでしょうか。一枚の浮世絵に惹かれた、どんな画家がいるのか気になるなど、浮世絵に興味をもったら読みたい本を紹介します。入門書から小説まで、読みやすくて知識を深められる本を厳選しました。
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知識ゼロからの浮世絵入門
稲垣 進一(監修)
浮世絵の歴史、制作過程、楽しみ方などの基礎知識をはじめとして、菱川師宣、喜多川歌麿、歌川豊国、葛飾北斎など代表的な浮世絵師を、活躍年代順に紹介した、初心者のための入門書です。全編カラーの豊富な図像とやさしい解説で読みやすく、読んで楽しく知識も得られる一冊です。
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百日紅 上
杉浦 日向子(著)
江戸風俗研究家であった杉浦日向子による、葛飾北斎、娘お栄、弟子渓斎英泉(善次郎)らを主人公にしたコミックです。北斎らの日常をベースに、創作にまつわる奇譚、絵師の心意気、恋慕などの人間関係を江戸の風俗をからめながら情感豊かに描いています。実在の絵師たちも登場し、相関関係も知ることができます。
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江戸の人気浮世絵師 俗とアートを究めた15人
内藤 正人(著)
有名な浮世絵師15人について、その特色と短い伝記を紹介した本です。「歌麿は美人画に個性を加え大成功したが、そのため幕府から処罰された」「国芳は文学の流行に乗ってヒット作を叩き出した」「『東海道五十三次』は勝負を賭けた広重渾身の一作だった」など、絵師たちのアーティストとしての生の姿にせまることができます。
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