ブックキュレーターhonto編集員
ノスタルジックなのに新鮮!日本の民俗学にどっぷり浸れるコミック
今もなお、日本のどこかの村で息づいている不思議な風習や不気味な言い伝え。それらの謎を、民俗学をフィールドワークにする主人公たちが解き明かしていくコミックを紹介します。ノスタルジックで、それでいて未知なものに触れる新鮮さも味わえる民俗学の世界観。どっぷりと浸れば、日本と日本人の歴史に潜む謎が見えてきます。
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考古学者の稗田礼二郎が、異界の存在を暴いていきます。隠れキリシタンの集落で、日本独自のキリスト教が誕生する。村の言い伝えのルーツを調べると、日本書紀にまでさかのぼる。そんな十分にあり得る設定で、あり得ないはずの神憑りや化け物の存在が証明されてしまうという、説得力のあるコミックです。
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くもはち 偽八雲妖怪記 (角川コミックス・エース)
大塚 英志(原作) , 山崎 峰水(漫画)
主人公の怪談作家・くもはちと挿絵画家・むじなが、ネタ作りのために訪れる場所や出会う人に、ことごとく本物の怪奇を体験させられるというストーリーです。ろくろ首や河童など、ファンタジーだから怖くなかったはずの存在が、民俗学的見地からリアルに描かれることで、一気に不気味さを増します。
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