悩める若者必読！名言だらけのコミック、日本橋ヨヲコの世界

暴力・万引き・売春などの問題児ばかりが集められた「極東学園」に、転校生・シンゴが現れ、クラスメイトたちを変えていく物語です。シンゴが発する『いやだなあと思うこと そのままにしてたら たましいが腐るから』という言葉を筆頭に、生き方を考えさせられる名言が登場します。

漫画に対する情熱を持つ2人の対照的な男子高生を主人公に、「創作とは」何かを語りかける物語。万年アシスタントに甘んじる1人の女性が放つ『あなたの描くうそは、誰かがお金を払ってでも騙されたいものかしら』など、クリエイターを志す人たちの胸をえぐるようなシビアな台詞が鮮やかに描かれています。

初期の読み切りを集めた短編集です。なかでも1作目の「ストライク　シンデレラ　アウト」では、陸上の特待生として入学したけれど走る意味を見失うヒロインが、『走るためだけに　走ってよ』という言葉に救われ、再び走ることを決意します。物事を単純に捉えることも時には必要であると教えてくれる一言です。

バレーボールに打ち込むあまり周囲と馴染めない不器用な主人公が、仲間と出会い、その才能を開花させていく熱血スポ根コミック。苦境に立つ主人公に、クラスメイトが語る『どうにもならない他人の気持ちはあきらめて、どうにかなる自分の気持ちだけ変えませんか』など、一つひとつの言葉が人生観を変えてくれます。

優秀な兄にコンプレックスを抱く主人公が破天荒な少女に恋をし、信頼しあえる友人を得て成長していく物語です。性や恋愛、勉強など十代にとってのトピックスについて葛藤する主人公たち。ヒロインの『人より単語覚えたって愛されなきゃ意味ないよ』という学生ならではの悩みを打ち砕いてくれるような台詞が心に響きます。