ブックキュレーターhonto編集員
女性作家が突然病気に・・・恐れず立ち向かう姿に元気をもらえる実録コミック
人間誰しも、病気と無縁ではいられません。ただ、まだまだこれからの30代、40代にがんや脳梗塞、難病などにかかってしまうと「どうして私が?」と、うろたえてしまうもの。女性作家が若くして突然病気に襲われながらも、果敢に病気へと立ち向かう姿が描かれる実録コミックを集めました。いずれも、その前向きさに元気をもらえます。
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36歳女性の著者は、ある日卵巣がんと告知されて頭が真っ白に。抗がん剤治療のつらさにじっと耐えるなか、何とか副作用を軽くする方法はないかと検索しはじめると「治療をやらされているんじゃなくて、やるぞという気持ちに」なるなど、だんだん治療に積極的になっていきます。逆境のなかでこそ心持ちが大事なのだと思い知らされます。
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40歳検診がもとで乳がんが発覚した著者。当然ショックを受けますが、そのうち弱い気持ちを振り払って自ら納得できる病院を探すなど、病気に果敢に立ち向かうようになります。大変な状況ながらも「気持ちを強く持てと念じながら家中の掃除をした」など自身の行動が終始コミカルに描かれ、思わず吹き出してしまうところもあります。
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絵本作家の著者が左半身にしびれを感じて病院を受診したところ、脳こうそくとの診断がなされ、薬での治療がはじまります。1人でトイレに行くのも一苦労ななか、妹に付き添われ、同室の患者に励まされ、病院のスタッフと交流しながら明るく乗り切ろうとする著者の前向きさに感動!読んでいる方もポジティブになれます。
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多忙な人気漫画家の著者は、あるとき右半身にだるさを感じるようになります。パーキンソン病の疑いがあると考えられるなかドクターショッピングをしますが、「精神的なものでは?」「パーキンソンではない」とたらいまわしに。正確な診断名をもらえるまで闘う著者の粘り強さ、自分の病気と向き合うタフさが心にしみます。
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免疫機能の病気である皮膚筋炎になって筋力が低下し、思うように歩けなくなってしまった著者。難病なので治る見込みが立たないなか、治療の痛み、治療費の心配、退院後の生活の不便など次々に問題は襲いかかりますが、どんな状態でも絶望せず、これまで通り一人暮らしの生活を淡々と続けようとする著者の強さが印象的です。
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