ブックキュレーターhonto編集員
眠らせておくのはもったいない!「打ち切りコミック」の隠れた名作
物語とは、完結してはじめて価値がある。確かにそれは正論です。しかし、打ち切りになったからといって駄作だと断言してしまってもいいのでしょうか?打ち切りのなかにも斬新な設定や興味深い筋書きがあったり、根強いファンがいたりするコミックは存在します。そんな眠らせておくにはもったいない打ち切りコミックを紹介します。
- 9
- お気に入り
- 4936
- 閲覧数
-
両親と離れて暮らす日野兄妹のもとに「弟と一緒に帰ります」という手紙が届きます。しかし、両親が連れ帰った弟はリリエンタールという喋る犬だったのです。しかも、人の心に呼応して不思議な現象を起こしてしまう能力があり、厄介者扱い。それでもめげないリリエンタール、少しずつ家族として迎え入れられる展開が描かれていて、心温まります。
-
惑星をつぐ者 (ジャンプコミックス)
戸田 尚伸(著)
「知られざる宇宙」という別の銀河を舞台に、さまざまな異星人たちが種の存続をかけて争うSFバトルコミックです。週刊誌での連載では9週で打ち切りという短命でしたが、骨子の太いSF的設定、齟齬のないストーリー展開から、登場人物の台詞に至るまでの圧倒的な完成度、打ち切りになった事実に疑問符を抱いてしまうほど引き込まれます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です