ほのぼの、のんびり、ほっこりできるSFコミック

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舞台となるのは、「夕凪の時代」と呼ばれる近未来の日本です。海面は上昇し世界は荒廃しつつあるのですが、近未来というよりも、どこか懐かしさを感じる風景が描かれています。人口ロボットのアルファはスクーターに乗ってヨコハマまで買い出しに出かけたり、カフェに集まる人と交流をしたり、その触れ合いにもほっこりした気持ちになれます。

春風高校に転校してきた「R・田中一郎」は、行動や言動がどこか不思議で謎に包まれています。だけど、そのほかに登場する春風学校の生徒や同校光画部（写真部）のメンバーも、彼に引けを取らない変人ばかり。R・田中一郎はアンドロイドのはずなのにマイペースにご飯を炊いていたりして、そのほのぼのとした世界観に癒される学園コミックです。

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大石まさるによるSFコミックは、不思議だけど温かみがあり、どこか懐かしさを感じさせる世界観をもっています。文明が崩壊した1000年後の地球を舞台にした本書では、何人もの女の子たちが物語を紡いでいきます。少し目線を変えるだけで日常のささい出来事に喜びを感じることができる、そう思わせてくれる短編集です。

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地球を侵略に来たはずなのに、流れで日向家に居候することになったケロロ軍曹。地球侵略は何度も失敗し、ほかの侵略者に狙われていると地球を守ったり・・・。ドタバタな日常を描きながらもときにほっこりとした余韻を残す、笑える地球侵略コミックです。

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水の惑星となった火星で、一人前の観光水先案内人「ウンディーネ」を目指す少女・水無灯里の視点で語られる物語です。舞台となるのは、ヴェネツィアをモチーフとした「ネオ・ヴェネツィア」。ときに不思議な出来事に遭遇したりもするのですが、ゆっくりとした時間が流れ、全体的にはやさしい空気感で統一されているSFコミックです。