ブックキュレーターhonto編集員
絶対に夜に読まないで!読むと背後に気配を感じてしまうホラーコミック
文字だけでなく、おどろおどろしいイラストで怖さを演出し、ホラー小説とはまた違った怖さを味わえるのがホラーコミックの醍醐味でもあります。そんな数あるホラーコミックのなかでも、特に恐ろしくストーリーに惹きこまれるコミックを集めました。怖さが極限まで高められているので、絶対に夜に読まないことをオススメします。
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ネムリノフチ 1 (講談社コミックスマガジン)
中村 歩
佐坂修平は、8年前の幼なじみの失踪事件がトラウマになり虚無的に生きている高校生。あるとき、修平は「行方不明者に会える」という「迷宮」への入り口に遭遇。迷宮の奥から呼びかける謎の少女や襲い来る怪物たち、徐々に明らかになる8年前の真相に巻き込まれていきます。迷宮と怪異に取り込まれていく恐怖を味わえるコミックです。
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山間の町・みとず町には、夕方6時から夜明けまで外出してはいけないという掟があります。10年ぶりに町に帰ってきた主人公・勇人は、掟を破ってしまい「冥奴様」と呼ばれる化け物に襲われてしまいます・・・。禍々しい「冥奴様」が迫り来る恐怖と、町人に降りかかる理不尽な死の謎に、背筋が寒くなること必至です。
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卒業旅旅行中の大学生7人が、夜の山道で人面牛を轢いてしまったことから物語ははじまります。半人半牛の妖怪「クダン」は彼らの死を予言し、恐れた学生たちはクダンを殺害。しかし、予言通り一人ずつ死んでいく学生たち。迫り来る死の恐怖と、クダン殺しの責任をめぐる人間劇が迫力ある絵で表現され、鳥肌が立つ怖さです。
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