生きるうえで大切なことも教えてくれる！こんな先生に出会いたいと思うコミック

著者・東村アキコが通った日高先生の絵画教室の実話です。美大受験から漫画家を目指す様子が描かれています。日高先生は竹刀を振り回し、容赦ないダメ出しなど、指導の厳しさのあまり生徒が泣いてしまうことも。そんな熱血指導も生徒の上達を願えばこそ。絵を描けといい続ける先生に努力を怠らないことが大事だと気づかされます。

Y大経済学部の柳沢教授は規則正しく生活し、法律やマナーを遵守。そんな教授の日常と教授から影響を受ける人々の様子が描かれたコミックです。人や猫の行動に疑問を抱いて真剣に研究する教授から、普段気がつかない発見がありワクワクします。教授の研究から、世の中には白黒で判別つかないこともあることがわかります。

高校の英語教師に臨時採用された不破。初日から不破の教育方針に不満な生徒の反発に合い、前途多難な日々がはじまります。実用的な英語や勉強だけでなく、海外で身につけた対人関係の基本を教えようとする不破。そこから、社会に出て本当に必要なものが何かが見えてきます。知識だけでなく体験することが大切だとも気づかされます。

倒産危機の龍山学園。再建を提案した弁護士の桜木健二が特別進学クラスの担任教師に就任し、学園から東大合格者を出すことを目指します。バカはだまされて損して負ける。だから勉強しろ、東大を目指せ。桜木の演説に将来について考えさせられます。最初からあきらめず、自分の可能性を信じ挑戦することが大事だと感じます。

高校生の桐山零がプロ棋士として成長する物語です。他人に心を開けない桐山。担任の林田先生は、屋上で1人昼食中の桐山を訪れて交流を深めます。棋士の研究会で学ぶように助言したり将棋部を作ろうと持ち掛けたり、熱心に勧めてくれる先生。やってみる姿勢を大切にして一歩を踏み出してみる勇気が大切だと教えられます。