ブックキュレーターhonto編集員
父を越えようとする息子の姿から、親子関係を考えさせられるコミック
息子と父親の関係性はさまざまです。関係が良好な親子にも、そうではない親子にも、いずれは息子が父親を越えていこうとする時期がやってくるもの。それぞれ息子なりの方法で父親に向き合い、越えていく主人公たち。その姿から親子関係を考えさせられるコミックを集めました。
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忍者が暮らす里のリーダー「火影」のナルトを父にもつボルト。「火影の息子」としか見られない毎日に鬱屈し、家族の誕生日にすら顔を出さない父を憎みます。父に構ってほしい本心を隠し反抗を続けますが、忍者学校に通い父の姿を知るうちに変化が。愛憎入り交じる気持ちを抱きながらも奮起する姿に、健気さとたくましさを感じます。
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大吾の父親は元メジャーリーガー。「二世」という重圧と才能のなさを理由に、大吾は少年野球団をやめてしまいます。ゲームばかりしていた大吾は、野球好きの転入生が来たことをきっかけに、また野球をすることに。本当は野球が好きなのに、「二世」だから続けることがつらい。才能ある父に抱く息子の感情から、二世のつらさを実感します。
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ゴンはプロハンターに憧れる少年。幼い頃に家を出て行った父親がハンターであることが理由です。ハンターになって父を探し出すことがゴンの目標。顔を覚えてもいない父を尊敬し、いつか見つけ出してやると張り切るゴンは、屈折もせず素直。そんなゴンの姿から、離れていても結ばれる強い親子の絆を感じることができます。
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