反発し合いながらも相性はバツグン？バディが活躍するコミック

吸血鬼ハンター・ロナルドが吸血鬼を退治しに向かった城にいたのは、ドアに挟まれただけで塵になってしまう吸血鬼のドラルク。その後ロナルドの事務所に住みついたドラルクは、ロナルドの吸血鬼退治に同行するようになります。狩る側と狩られる側であるはずの2人のやりとりがおもしろいギャグコミックです。

相続争いで命を狙われる少女・真魚の護衛を秘密裏に任されることになったエリート刑事・羽鳥希一郎は、伝説の殺し屋クロこと若月狗狼丸と相棒を組まされます。生真面目な羽鳥と、殺し屋というにはいい加減なクロ。互いを振り回しながらも真魚を守ろうと暗殺者と対峙し、次第に互いのことを認めていく過程に、胸が熱くなります。

犯罪都市で便利屋を営む耳が不自由で無口で無愛想王な男・ニックと、左目に眼帯をつけたジゴロもこなす男・ウォリック。元傭兵・元資産家の息子というそれぞれ真逆の過去をもち、時に反発しながらも互いのことを信頼して命を預け合って戦う姿には、ハードボイルドさを感じます。

特殊能力をもつヒーローが存在する街で、ヒーローとして活躍していた虎徹。しかし所属会社のヒーロー事業部売却に伴い、新しい会社でスーパールーキーのバーナビーとバディを組まされるはめに。同じ能力をもちながらも正反対な性格で衝突していた2人が、協力して敵を倒すシーンに胸が熱くなること間違いなしです。

主人公・蒼月潮は幼馴染みを助けるため、自宅の蔵に槍で封じられていた妖怪の封印を解き放つ。潮は妖怪を「とら」と名づけ、自らも槍を手に妖怪たちと戦うことになります。戦いや旅で時に傷付きながらも、それでも決して進むことを諦めない潮。そして潮を相棒として認めるようになったとらが敵に立ち向かう姿は、涙なしには読めません。