ブックキュレーターhonto編集員
どこまでも勝ちにこだわりたい!勝負師の世界を描いたコミック
勝つか負けるか、勝負の世界にはこの二つしかありません。そして勝者と敗者の間には天と地ほどの大きな差が存在します。勝てば大金も名誉も手に入るけれど、負ければ一瞬ですべてを失うという厳しい世界。がむしゃらに勝ちに行く勝負師の主人公が味わう緊迫感、そして勝負の後のカタルシスや虚しさを読者も体感できるコミックを紹介します。
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桐山零(れい)は高校生プロ棋士。中学生でプロになった零は1人で暮らし、勝負に集中しています。周囲には多数のライバルがひしめき、持病と戦いつつ勝ちにこだわる二階堂や、プレッシャーにより対局前に体を壊しても戦い抜く島田などと、壮絶な勝負をくり広げます。勝ってこそ棋士という厳しさが、ひしひしと伝わります。
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主人公の達海は、弱小プロサッカーチームの監督。今の戦力のままで、戦術を駆使してタイトルを勝ち取ることを目標にして奮闘中です。達海は破天荒でいい加減なところもありますが、強敵に勝つことにこだわり、対戦相手を微細に研究しつくします。スポーツの頭脳戦と弱小が強豪に勝つ番狂わせなど、おもしろさが詰まっています。
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開司(カイジ)は借金返済のためにギャンブルで稼ぐハメに陥り、乗り込んだ船で行われているカードを使った「限定ジャンケン」に参加します。勝てば借金帳消し・負ければ死ぬという極限のギャンブル。相手の心理を読まねば食われる状況のなかで、脂汗を流しながら神経戦を戦うシーンがスリリングです。
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南倍南(みなみばいあん)は、賭け麻雀をで生きている雀士。周囲の素人を食い物にするつもりが、あっさり負けてしまうこともあります。そのたびに倍南は、心中で「ドシロウトが!」とつぶやき、プロらしく一発逆転を狙います。勝つことが至上目標の勝負の世界で、連戦連勝とはいかない玄人の現実がコミカルに描かれています。
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