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タイムトラベルは可能なのか?タイムマシンの「現在」がわかる本
「タイムトラベル」の概念はまず、SF小説のなかに登場しました。その後、アインシュタインの相対性理論の提唱を経て時間は伸び縮みするようになり、時間旅行が理論的には可能になりました。実際にタイムマシン制作に乗り出した物理学者もいるようです。現実はすでに空想を追い越し始めているのかもしれない。そのことがわかる本を紹介します。
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タイムマシンと時空の科学
真貝 寿明(著)
夢の機械「タイムマシン」をメインテーマに、アインシュタインの相対性理論、宇宙論、素粒子論などをわかりやすく解説した本です。本書を読めば、相対性理論によりタイムトラベルが理論的には可能になったことが理解できるでしょう。タイムマシンを作る上での素地を学びたい方にオススメの一冊です。
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本気でタイムマシンを作りにかかるとしたらどうすべきか?その問題に現実的に迫ったのが本書です。本書の素晴らしい点は、物理学の現状における可能性と不可能性について述べるだけではなく、物理学において何が可能になればこんなタイムトラベルも可能だ、という希望的観測にまで言及しているところです。
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タイム・トラベラー タイム・マシンの方程式を発見した物理学者の記録
ロナルド・L.マレット(著) , ブルース・ヘンダーソン(著) , 岡 由実(訳) , 竹内 薫(監修)
本書の著者であり主人公でもある物理学者のロナルド・L・マレットは、亡き父に会いたいという一心でタイムマシンの研究を始めました。その研究生活を綴ったのが本書。実用機械としてタイムマシンの制作は、着々と進められているようです。本書を読んでいるとタイムマシンの実現まであと一歩なのかも・・・と思えてきます。
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タイムトラベルの哲学 新版
青山 拓央(著)
現代物理学からすれば、時空は伸び縮みするのが常識であり、それを無視して「時間」のことは語れません。本書は、時間に関する私たちの常識を根本的に刷新してくれるでしょう。ここで説かれている時間観が常識になれば、タイムマシンの発明者が登場するのは時間の問題なのかもしれません。
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