ブックキュレーターhonto編集員
毎日がちょっと生きづらい・・・ADHDやアスペルガー症候群の悩みを描いたコミック
ADHD(注意欠如・多動症)やアスペルガー症候群は、大人にも子どもにも見みられる発達障害です。どちらも生まれつきのもので、本人は社会生活でトラブルを感じることが多く、仕事や人間関係、家族関係で壁にぶつかっています。そんな人たちが直面する日常の悩みを描いたコミックを紹介します。きっと障害を理解する助けになるでしょう。
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著者はADHDにアスペルガー症候群、LD(学習障害)など複数の発達障害をもつ漫画家です。人の顔が認識できず、はじめて会う人と知人との区別がつかない、サプライズの内容をそのまま本人に話してしまうなど、意図せずトラブルを招いています。自らの障害を冷静に観察し、大人の発達障害の日常を赤裸々に描いたコミックです。
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医師の著者による、ADHDやアスペルガー症候群についての解説コミックです。ADHDの人は自分の好きなことへの集中力が高いが、パワーをコントロールできないなど、わかりやすく発達障害を説明しています。発達障害をもつ人が自分でできる対策なども紹介され、社会のなかで生きにくさを感じる人のサポートにもなる本です。
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空気を読まなさすぎるパパの日常を、妻の立場から描いたコミックエッセイです。アキラさんは、小学生の息子・高校生の娘をもつパパですが、アスペルガー症候群のため会社でも正直にものをいいすぎて、対人トラブル続き。他者の感情を想像できないパパの言動を「理解できない!」と叫びながらも、対応していく家族の強さに感服します。
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発達障害の漫画家・沖田×華(ばっか)が、子ども時代のつらい思い出を描いたコミックエッセイです。アスペルガー症候群など発達障害が今ほど知られていなかった時代に学校に通った著者は、学校で問題児扱い。発達障害のある子どもがどのように集団とズレているのか、本人はそのズレをどう感じているのかがわかる一冊です。
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ADHDと不安障害がある著者は、街中徘徊や自殺未遂、精神病棟への入院など壮絶な日々を送っています。障害によってバランス感覚がなく、階段が怖くて降りられないなど、周囲に理解されにくい症状も紹介。発達障害をもつ人が支援者に知っておいてもらいたい内容が描かれています。
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