ブックキュレーターhonto広報担当 土佐勝彦
有名作家の定番ではない意外な作風を知る本
小説でいえば歴史小説やエンターテインメント小説、コミックでいえばスポ魂やSFなど色々なジャンルがある中、それぞれのジャンルで人気を博している作家がいますが、定番といわれる作風以外にも、すばらしい作品を発表しています。「えっ?あの作家がこんな作品を!」という驚きと作家の多才さを感じてください。
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『竜馬がゆく』をはじめ数々の歴史小説を発表している司馬遼太郎が、新聞記者時代に実名でサラリーマンに向けて書いた指南書。昭和30年当時が舞台となっていますが出世や職場恋愛、上司との関係など、現代でも色褪せないテーマを取り上げていますので、重みのある言葉を受け止めてください。
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「眠狂四郎」シリーズをはじめ数々の歴史小説を発表している柴田錬三郎が、異色の名探偵を主役に書いたミステリ連作集。前作の登場人物が次作に登場する形式で進み、うまく解決したと思った時に謎の探偵「幽霊紳士」が突然現れミスリードを指摘していく。剣豪の斬り合う描写とは異なる謎解きの切れ味を感じてください。
ブックキュレーター
honto広報担当 土佐勝彦hontoの広報として、ニュースリリースや取材・イベント対応に従事。家に本がある環境に育ち、小学生の時に読み始めた日本文学全集のおもしろさにはまり乱読を開始する。その後通学・通勤時間を利用して歴史小説やミステリーに凝る傍ら、コミック誌にもくまなく手を伸ばす生活に。現在は暇さえあればコミックを電子書籍で、小説を文庫本でというスタイルで乱読を継続中。登山の友として本を持参するものの疲れて読まずじまいに多々陥る。好きな作家は司馬遼太郎と安部公房。
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