少女の憧れと友情と～あの頃を思い出す青春文学～

「10代は残酷な時代だ」という言葉の通り、ありふれてそうでありふれてないそんな少女の話。恋に落ちることによって変わっていく彼女の心情や、それに影響されて変わっていく家族や周りの人たち。登場人物の心境がとても美しくそして時に残酷に描かれていて惹き込まれる一冊です。

思春期真っ只中の中高生の日常、心情が手に取るようにわかる作品。少女独特の雰囲気がリアルにかつ丁寧に描かれている。そんなこともあったなぁと、あの頃を思い出せるような、懐かしい気持ちになれる、そんな作品です。

とある夏のお話。少年少女の儚さ、ノスタルジーのようなものを描いた作品。とある事件をきっかけに登場人物の関係性が見えてくる。誰にも言えない秘密を背負って生きて行きた少女の物語。意味深なやりとりや突き落とすような展開でつい先へ先へと読みたくなる作品です!!

主人公とその親友の少女との離れたくても離れられない、そんな関係を描いています。主人公のおさなさゆえのあやまちと、成長するにつれ変わっていく心情が大胆に書かれている作品。主人公の犯したあやまちとは!?最後まで絶対読みたくなる本です!!

人生をかけた愛の物語。境遇の違う2人が様々な壁に阻まれながらもお互いに惹かれ合う・・・女の子の持つ独特な感情の揺れ動く世界を、綺麗なところもそうでないところもリアルかつ丁寧に描いていて読み応えのある作品です。