ブックキュレーターhonto編集員
生まれてきたことに感謝できる!1年に1度の誕生日に読みたい本
「誕生日」は1年に1度だけ必ず訪れる大切な記念日です。人を祝ったり、お祝いしてもらったりして温かな気持ちなれる1日。そんな誕生日に、生まれたことをあらめて感謝できるような本を紹介します。登場人物たちの身に起こる誕生日の出来事や、生まれてからの日々が読者の心をやさしく包み込んでくれます。
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ハッピーバースデー 命かがやく瞬間
青木 和雄(作) , 加藤 美紀(画)
あすかは11歳の誕生日に母から「生まれてこなけりゃよかった」といわれて、ふさぎ込みます。そんなあすかが実家を離れ、祖父母と暮らすなかで自分を取り戻す姿を描いた物語。祖父母の愛に触れて、あすかは自分を傷つけた母にもやさしくできるほどに成長します。その姿から愛されない悲しみ、愛される喜びを一度に学べます。
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たんじょうび おめでとう
わかやま けん(絵) , 森 比左志(文) , わだ よしおみ(文)
3歳の子グマの誕生日を描いています。かわいく描かれたクマ親子が、誕生日の楽しい雰囲気を感じさせます。誕生日を迎え、少し成長した姿を見せようと頑張る子グマ、そんな子どもをプレゼントやケーキで両親クマは祝います。幼い子どもはもちろん、大人も自身の幼少期や両親へ思いをはせるきっかけにできる一冊です。
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産科医のサクラを通して、数多くの出産を描いたコミックです。なかには幸福なだけでなく、生まれてから長生きできない赤ちゃんなど、悲しい事情を抱えた出産の話もあります。出産にまつわる幸福、困難、悲劇、すべてを隠さず描いているからこそ、無事に生まれたきた奇跡を読者が実感できる物語です。
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えんとつ町のプペル
にしの あきひろ(著)
ゴミ置き場で生まれたプペルは、ゴミの体と臭さから町で嫌われています。そんなプペルの内面を知り、友人にしてくれた少年 ルビッチの「ホシを見る」という夢を叶えるため、プペルは奮闘します。生まれてはじめての愛情を糧に頑張るプペルを見ていると、自分が愛されて生まれてきたことへの感謝の気持ちが生まれてくるでしょう。
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