ブックキュレーターhonto編集員
暗号、葬式、魔法!?一風変わった謎を解く探偵が活躍する推理コミック
探偵が推理することといえば、殺人事件を思い浮かべる方が多いでしょう。いわば殺人事件は、探偵ものの物語で王道といえるかもしれません。ですが、世の中には殺人事件以外の謎もあり、その謎を推理する探偵たちもいるのです。ここでは、そんな少し変わった謎を推理する探偵たちの活躍を描いたコミックを紹介します。
- 17
- お気に入り
- 2126
- 閲覧数
-
千董生暗号解読事務所は、その名の通り暗号を専門にした探偵事務所です。金庫の暗証番号が記された謎の数字列や華やかな映像に隠されたメッセージなど、依頼される暗号は実に多彩。ときには暗号があるかわからない暗号を暗号探偵の紺一郎が、鮮やかに推理します。暗号が解かれたときにわかる登場人物の想いも心に残ります。
-
「ブレードチルドレン」という謎の言葉を残し、失踪した兄。2年後、高校生となった歩が巻きこまれた殺人事件は、兄の残した言葉が関係するものでした。本書では、密室殺人事件もあれば、カードの絵柄当て、すご腕の殺し屋を無力化する方法など、さまざまな謎が登場し、歩がそれに挑んでいきます。困難な状況を打開する推理が魅力的なコミックです。
-
高校生の吉野はひょんなことから、奇病が蔓延し、魔法使い同士が争う世界の終末の最前線へ立つことになります。世界の終末を悲劇で終わらせないため、吉野は推理をすることに。本作には魔法が登場し、起こった出来事や作中の謎にも密接に関係しています。魔法を前提とした論理的な推理と、ファンタジーならではの解決策がユニークで楽しめます。
-
今では葬儀社に任せることも多い葬式ですが、かつては個人の家にて地域の人々の力を借りて行うものでした。民俗学教授の百舌が解き明かすのは、昔の形式の葬式にまつわる謎。葬式に関する小さな疑問や違和感をきっかけに、紐解かれていく謎や人間模様に引きつけられます。合間に挟まれる葬式の豆知識も楽しいコミックです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です