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多様化する出会いのなかで「運命の人」って誰?と考えさせられる本
合コンや知人の紹介で恋人候補を探す、というのはひょっとしたら一昔前の発想なのかもしれません。SNSが発達して個人の輪が拡大しつつある今、「恋愛ってそもそも何?」と立ち返るいい時期を迎えている、といえるでしょう。こんな時代にあえて手に取って読んでみてほしい恋愛本を紹介します。
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冷静と情熱のあいだ Rosso
江國 香織(著)
恋愛において「冷静=文句のつけようがない理想の相手」「情熱=心から惹かれあう相手」とするなら、あなたはどちらを選びますか?主人公はその「あいだ」で揺れています。運命とは、自らが選択したことさえも覆してしまう強い力を持っているのかもしれません。本書は江國香織によるものですが、男性目線で描かれた辻仁成の同名小説もオススメです。
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