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現象学とはどのような哲学か?日常の経験から哲学を始めるための本
「現象学とは何か?」という問いに対して、現象学者から共通の見解が返ってくることは期待できないでしょう。それほど現象学は多種多様に拡散し、展開されてきました。では「現象学的」と評される方法論のうちには何かしらの共通点はあるのか?ここでは現象学について学び、考えるための一歩を踏み出すことのできる本を紹介します。
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世界的に著名な現象学者による現象学の入門書です。小著ながら、「一人称パースペクティヴ」などの基本的な問題から「エスノメソドロジー」といった現象学の多様な展開、さらには代表的な現象学者5人の短い伝記にまで話題が広がります。まさに現象学のエッセンスが詰まった一冊です。
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我々が日常生活で「あたりまえ」と感じ、疑いもしないようなことに目を向けることで、現象学的思考が動き始めます。明快な論述を通して、現象学者ってこんな「あたりまえ」まで疑うのか!ということに驚くだけでなく、現象学的に考えることのおもしろさを味わうことのできる本です。
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