ブックキュレーターhonto編集員
小説からエッセイ、児童書にガイドブックまで。多彩で多才な有川浩ワールド
『図書館戦争』や『阪急電車』など、人気作を次々と生み出している有川浩。彼女は小説だけでなく絵本や児童書、エッセイも手掛け、さらに故郷である高知のガイドブックの案内人を務めるなど、その活躍は多岐にわたっています。読みやすい文章と温かく気さくな人柄がにじみ出た著書を読めば、あなたもきっと有川浩ファンになってしまうでしょう。
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大学卒業後に入社した会社を3ヵ月で退職し、フリーターになった誠治。そして、母は近隣の住民からの長年にわたるいじめで重度のうつ病を発症してしまいます。病気に理解のない父親とぶつかりながらも、母のために一念発起して懸命に働き、ついには父の協力も得て家を購入して引っ越しをすることに。そんな主人公の成長ぶりが頼もしい物語です。
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コロボックル(小さな人)たちの世界や、人間との温かい交流を描いた佐藤さとるによる児童文学の傑作「コロボックル」シリーズ。そのファンである有川浩が、佐藤に勧められて続編を書き上げたのが本書です。有川浩ファン、佐藤さとるファン、そして何よりコロボックルファンは必読の一冊だといえるでしょう。
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作家・有川浩が、故郷・高知を楽しむ1泊2日の旅に読者を案内してくれます。海・山・川と手つかずの大自然を楽しみ、名物に舌鼓を打ち、昔ながらの市場で買い物。雨の日プランまでも用意されていて、まさに至れり尽くせり。有川の小説が原作になった実写映画『県庁おもてなし課』の主演・錦戸亮との対談も楽しめます。
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2003年から2015年にかけて新聞などに掲載されたエッセイが94本が収められ、素顔の有川浩がぎっしり詰まった一冊です。さらに彼女の好きな本や映画も紹介されていて、どんな作品から影響を受けているのか興味を惹かれます。胸キュン必至の短編小説2編が特別に収録されています。
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