ブックキュレーターhonto広報担当 土佐勝彦
好きな人には堪らない、夏の甲子園100回目を機に高校野球を振り返る本
2018年に100回目を迎える夏の全国高校野球選手権。プロ野球へ進むスターが生まれる一方で、この舞台を最後に野球から離れる選手も。選手の勧誘から練習メニュー、チーム作りを行う監督とそれについていく選手との絆。伝説と感動を生む数々の名勝負。最後まで粘りあきらめない球児たちの姿勢には毎回心打たれます。
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あの夏 上 甲子園の魔物と神様
朝日新聞スポーツ部(編)
当事者の思いや試合の出来事を綴り大会を沸かせた名勝負が甦ります。懐かしの元祖怪物君、作新学院・江川卓や松井の5敬遠、PL学園・KKコンビ、松坂大輔の熱投、延長再試合の早稲田実業VS駒大苫小牧の決勝戦、劇的逆転満塁弾など高校野球の歴史が凝縮。懐かしく思う人も初めて知る人も甲子園の歴史を感じとれます。
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毎年綺羅星の如く登場し甲子園を沸かせ「怪物」と評される選手たち。彼らは中学時代から才能が際立ち、部活ではなく硬球に慣れるためシニア入りし早期教育を受ける。強豪高の争奪戦が繰り返され、入学後にも高いレベルで鍛えられるが伸び悩む選手もいる。監督の目利きと選手の才能が出会った時に怪物伝説が始まる!
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KKコンビとしてPL学園時代に「甲子園は清原のためにあるのか!」と言わしめ、甲子園通算最多本塁打13本を放った元プロ野球選手・清原和博。30年以上の時を経て、本塁打を打たれた投手が口を揃えて語るのは、普段の清原とバッターボックスの清原のギャップ、凄さと不思議なオーラ。選手のその後の人生にも注目です。
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力がなければ頭を使え 広商野球74の法則
迫田 穆成(著) , 田尻 賢誉(著)
スモールベースボールの代名詞として甲子園を沸かせた広島商業。選手の体格が良くなり状況を考えないパワー勝負で野球がチームプレイではなく個人競技になっていると警鐘を鳴らす。身体能力が劣っても頭を使い工夫すれば勝てる。常に甲子園決勝、9回裏二死満塁3-2、1点リードのつもりで練習すれば動じない!
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名の駒大苫小牧野球部監督に赴任後、低迷期を経て夏の甲子園2連覇。田中将大投手を擁し3連覇に挑んだが惜しくも決勝で敗退。勝つごとに高まる期待と圧力、優勝後の体罰や喫煙などの不祥事によって栄光と挫折を経験。北国のハンデを跳ね返す発想力とほとばしる熱意と行動力で生徒にぶつかる姿には頭が下がります。
ブックキュレーター
honto広報担当 土佐勝彦hontoの広報として、ニュースリリースや取材・イベント対応に従事。家に本がある環境に育ち、小学生の時に読み始めた日本文学全集のおもしろさにはまり乱読を開始する。その後通学・通勤時間を利用して歴史小説やミステリーに凝る傍ら、コミック誌にもくまなく手を伸ばす生活に。現在は暇さえあればコミックを電子書籍で、小説を文庫本でというスタイルで乱読を継続中。登山の友として本を持参するものの疲れて読まずじまいに多々陥る。好きな作家は司馬遼太郎と安部公房。
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