ブックキュレーターhonto編集員
想像以上の豊かな世界が広がっています。絵画をより深く楽しむための手引き書
1枚の絵画には想像以上にさまざまな見方があるようです。美術史の流れに位置づけて見たり、作者の側に立って見たり、科学的に見たり、時代背景や宗教観に照らし合わせて、そこに込められたメッセージを読み解いたり。なんとなく絵画鑑賞を楽しむのもいいですが、それだけでは飽き足らない方へ。こんなにも豊かな世界があなたを待っています。
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ヘンな日本美術史
山口 晃(著)
画家・山口晃による日本美術論。日本美術がいかに「ヘン」かを説き起こします。絵を描く「技法」という、同業者的な観点から作品を論じているため、例えば「洛中洛外図屏風」や「鳥獣戯画」など、ただ漫然と見るのとはまったく違った視点から作品が見えてきます。著者のとぼけたユーモアも効いています。
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子どもに伝える美術解剖学 目と脳をみがく絵画教室
布施 英利(著)
著者は解剖学の観点から美術を研究しています。本書はそんな著者が子どもたちに向けて語った絵画論です。「脳で描くセザンヌ」と「眼で描くモネ」など、解剖学者ならではのユニークな切り口が魅力的。また「内臓」とともにある生命の進化の記憶を探ることが芸術の役目だとも。語り口は平易ですが、内容は深遠です。
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