ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
最近買ったノンフィクション本5冊!
オレは相変わらず事件もののノンフィクション本ばかり読んでる。小説は全く読まない。何故なら小説より事実の方が面白いからに尽きる!特に事件ものは犯人の動機や殺し方も含めてオレの想像を遥かに超えているわけですよ。そんな最新事件ものノンフィクション本5冊がこれ!
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「北九州連続監禁殺人事件」の死刑囚、松永太と共犯者の緒方純子の長男25歳。テレビのドキュメンタリー番組でオンエアされた彼の衝撃の人生を書籍化。両親が逮捕されたのは彼が9歳の時。それまで学校にも行かせてもらえなかったし、親からの虐待、殺した死体の解体も手伝ったと。衝撃の告白に絶句・・・。テレビ版を見たくなった。
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2012年名古屋の漫画喫茶で働く女性スタッフが行方不明になり、女性の両親が警察に捜査を依頼。警察は漫画喫茶を経営してた夫婦の犯行とみて逮捕。その後女性の死体も発見されるが、加害者の夫婦はずっと黙秘。で、不起訴。マジで胸くそ悪い話しだ!納得いかない殺された女性の両親の法との闘いのノンフィクション!
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未解決事件グリコ・森永事件捜査員300人の証言
NHKスペシャル取材班(著)
超メジャーな未解決事件。事件当時の警察関係者300人に取材。警察はなぜ犯人を捕まえることができなかったのか?捜査員たちが初めて証言するわけだが、有名なキツネ目の男を見つけて職質をしたかったが、上司は尾行を指示。その後見失う!ここで上司の命令を無視して職質しておけば逮捕できたのに!犯人逮捕のチャンスを逃してしまう!いやー、リアルな話しは緊張感あるね!面白い!
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「毒婦」和歌山カレー事件20年目の真実
田中ひかる(著)
死刑囚、林真須美は本当に毒をカレーに入れたのか?長年に渡って彼女を取材してきた著者が、資料、報道などをイチから読み直し事件の真相に迫る!という流れだが、そもそも彼女にカレーに毒を入れる動機も自白も物証もないと。ホントに冤罪なのかね?他に犯人がいるとしたら誰?著者の憶測だと思うけど、やっぱり犯人は林しかいないと思うんだよなあ。
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障害者を19人殺した衝撃的事件。その犯人は障害者は生きてる意味がないから殺した、と証言。うーん・・・。犯人の言ってる意味はわかるがそれを実行するのはいかがなものか。殺された被害者の遺族は実際どうなんだろう。なかなか興味深い・・・。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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