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日本のロックミュージシャン列伝!伝説の向こう側が見えてくる本
日本にロックの波がきて半世紀以上。多くの伝説的ミュージシャンが生まれ、数多の傑作を残してきました。そんな日本のロックについて、それらを取り巻く時代の空気感とともに語られた本を紹介します。日本にロックが届いた60年代、そこから根付きつつある70年代、そして完全に市民権を得た90年代、それぞれの伝説をピックアップしました。
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日本ロック紀GS編コンプリート
黒沢 進(著) , 小野 良造(編集) , 高木 龍太(編集)
60年代後半、ロックに熱狂した若者たちはバンドを作り始めます。それらはGS(グループサウンズ)というくくりで語られるのですが、サイケデリックあったり、ガレージあったり、そのジャンルは実にさまざま。この本にはGSの熱狂とともに、日本のロックを取り巻く時代の空気感までもが詰まっています。
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日本独自のロックを語るうえで欠かせないバンドの一つが「はっぴいえんど」です。同バンドでギターを担当していた鈴木茂がどういった環境で育ち、偉大なるバンドを結成し、現在まで歩んできたのかが語られた一冊です。当時の音楽シーンを知る上で欠かせない情報が数多く紹介されています。
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フィッシュマンズ 彼と魚のブルーズ
川崎 大助(著)
ロックが完全に根付いた90年代。多くのバンドが駆け抜けるなかで、特別な光を放っていたのがフィッシュマンズです。デビューからボーカル・佐藤伸治の突然の死に至るまで、同バンドへのインタビューと当時の出来事がまとめられています。ファンはもちろん、90年代の音楽シーンを知りたい方にもオススメです。
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ラストデイズ忌野清志郎 太田光と巡るCOVERSの日々
太田 光(著) , NHK「ラストデイズ」取材班(編著)
多くの名作を残してきた忌野清志郎の作品の中でもあまりにも強烈な話題を残したのが、彼がリーダーを務めたバンド・RCサクセションのアルバム『COVERS』です。東芝EMIで発売中止となった同作について、その背景に鋭く迫っています。ロックの本質とは何か、清志郎から問いかけられているかのような一冊です。
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