ブックキュレーター出版甲子園
新しい視点を授けてくれる本。未知の世界の扉を開くとき
通信機器が発達した現在でも、本は自分の世界を広げてくれる最高のツールです。興味がなかった分野の奥深さを学んだり、新たな視点を得たり。一つの作品に出会ったことで、世界の見え方が大きく変化するという体験はとても貴重なものです。今の自分を形作る上で重要だった作品を5冊選びました。【選者:平岩美優(ひらいわみゆ):副代表/運営局】
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第11回出版甲子園準グランプリ獲得。「会いたくて会いたくて」「天体観測」など誰もが知ってる15の曲の歌詞を哲学の観点から解説。哲学と聞くと難しそうに思えるが、わかりやすく噛み砕かれているため、哲学初心者でも安心して読むことができる。なぜ会いたくて震えるのか?答えはこの本の中にある。
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最高のノンフィクション。事件記者の筆者が「北関東連続幼女誘拐殺人事件」について徹底的に調べ上げている。執念の取材によって当時殺人犯として捕まった菅谷さんが冤罪であると証明した。加えて現代の報道機関、警察、検察、裁判所の闇を暴き出している点も圧巻の一言に尽きる。読み始めたら止まらないルポルタージュ。
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筆者の夢は”バッタに食べられること”。大好きなバッタを触りすぎてバッタアレルギーになってしまった研究者だ。そんな彼が、蝗害という、バッタの大量発生によって作物がなくなってしまう深刻な災害を解決すべくアフリカに渡る。研究者の厳しい現実や蝗害の恐ろしさを筆者がユーモラスな語り口で教えてくれる。
ブックキュレーター
出版甲子園2005年設立。早稲田大学公認学生団体。学生の、学生による、学生のための出版企画コンペティション。応募資格は、『学生』であること。参加企画は、厳正な審査と、決勝大会におけるプレゼンバトルで競い合い、編集者の目に止まった企画は出版されます。http://spk.picaso.jp/
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