ブックキュレーターhonto編集員
ファンタジー世界によく出てきます。あの「錬金術」を知っておくための本
『鋼の錬金術師』や「アトリエ」や「Fate」シリーズなど、漫画やゲームなどを通して知らず知らずのうちに「錬金術」に触れている方も多いことでしょう。ここでは、実際の錬金術がどういったものか探ることができる本を紹介します。錬金術の歴史や術、錬金術師が求めていた世界を知れば、あなたが好きな作品をもっと楽しめるようになるはずです。
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錬金術 おおいなる神秘
アンドレーア・アロマティコ（著） , 後藤 淳一（訳）
錬金術関連の歴史・美術史の専門家である著者が執筆した、錬金術思想についての入門書です。本書では、「霊魂」についての錬金術師の思想が詳しく紹介されています。また、東洋と西洋の錬金術における霊魂についての考え方の違いも知ることができます。錬金術師の精神世界を覗いたような気持ちになれるでしょう。
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不思議な老人に出会った羊飼いの少年が、エジプトのピラミッドに隠されている宝物を求めて旅に出る物語です。途中で出会った錬金術師から、少年は錬金術を学びます。錬金術を知っている人々の間では有名な「一は全、全は一」。この言葉が証明する「大いなる魂との錬成」へと、少年と一緒にするっと入った感覚になれる世界的なベストセラー本です。
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錬金術の世界 新装版
ヨハンネス・ファブリキウス（著） , 大瀧 啓裕（訳）
歴史上の錬金術師は、自らの知識を限られた人々にしか理解できないようにしてきました。その手段に使われたのは、動物や神話の神々などの象徴に特定の意味を込める方法でした。この本は、象徴が表す意味について解説しています。本物の錬金術師が残した知識について興味が湧いた人にぴったりの一冊です。
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小説やゲームの設定に使用される魔法や錬金術、神話の神々についての解説書です。錬金術単体についての解説だけではなく、他の分野と錬金術がどのように繋がっているのかも説明されています。好きな小説やゲームに出てきた言葉の項目を読むだけでも、錬金術についての知識を自然と知ることができます。
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