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そもそもAIって何?という方のためのAI入門本
今や人材の採用選考にもAIが用いられる時代。巷では「AIに仕事が奪われるのでは?」と盛んな議論が繰り広げられています。ところで、AIとはどのようなものなのか?そして、AIが進化すると私たちの仕事や生活はどのように変わるのでしょうか?ここでは、AIやAIがもたらす社会の変化を知ることができる本をピックアップしました。
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AI時代の未来について著者は、『経済はAI恐慌の嵐に晒される』と悲観的です。その理由として、学力低下により『現代日本の労働者の質は、実力をつけてきたAIの労働力の質にとても似て』いるからです。AI時代を生きるために必要なものは何か?本書の最後に、そのヒントが書かれています。
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日本でトップクラスの研究者である著者が、過去の歴史をひも解きながら人工知能を解説した本です。特にデータから特徴を自動的に学習するディープラーニングを『静寂を破る』と表現するように、インパクトの大きさを本書から知ることができます。人工知能の仕組みがわかりやすく書かれており、入門書としてオススメな一冊です。
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1996年に実施された「コンピュータがプロ棋士を負かす日は?」のアンケートに、「2015年」とほぼ正確に答えたのが著者の羽生善治です。『人工知能によって、これまで曖昧だった、人間の「知性」というものがあらためて定義されるかもしれない』と述べるなど、本書は専門家とは違う視点で人工知能を捉えています。
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30年にわたって人工知能の研究に携わっている著者が、人工知能の産業への応用を述べた本です。『道具として能力を発揮する部分では人間の足りない部分を補う存在』と、あくまでAIを道具として捉えています。さまざまな産業でのAIの活用に関する冷静な分析は、「AIが仕事を奪う」という論調に対して一石を投じています。
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著者は『「人工知能が常に正しい判断と意思決定できる」とは限らない』と主張し、人工知能の限界を記した本です。そして、本書の中で著者は『人間の強みは「直観」にある』と述べて、人間の強みを強調しています。本書に書かれている『直観力を高める6つの認知科学的トレーニング方法』も見どころの一つです。
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