ブックキュレーターhonto編集員
本を好きなのは人間だけじゃない!?図書館が好きな動物たちが登場する絵本
図書館や本の読み聞かせが大好きなライオンやうさぎ、きつね、ネズミといった色々な動物たちが出てくるお話は、それだけでウキウキワクワクしてきます。人間だけが本を読みたいわけじゃないのだ!?という驚きと嬉しさを教えてくれる絵本をピックアップ。本が大好きだという思いにあふれたやさしく温かい世界は、ほっこりとした時間が流れてきます。
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としょかんライオン
ミシェル・ヌードセン(さく) , ケビン・ホークス(え) , 福本 友美子(やく)
図書館にライオンがやって来て周りが慌てるなか、メリウェザー館長は動じません。図書館の決まりを守るならかまわないという、厳しさとやさしさをもった人柄に顔がほころびます。マナーを守って絵本の読み聞かせも楽しみ、館長の手伝いまでする賢いライオンはみなに愛されます。それなのに決まりを破って大声を出したのはなぜでしょう?
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もりのとしょかん
ふくざわ ゆみこ(作・絵)
本が大好きなふくろうの家がある森の奥に迷い込んだうさぎときつねは、窓の外から本がいっぱい置いてあるのを見て胸を躍らせます。本を静かに読めるなら、と招き入れられた2人は本を読むために通うようになり、それが森中に広まって動物たちが訪ねて来るように。それぞれにあった本を教えてあげるふくろうの姿は、まるで司書のようです。
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としょかんへぴょん!ぴょん!ぴょん!
アニー・シルヴェストロ(文) , タチアナ・マイ=ウィス(絵) , 福本 友美子(訳)
表紙を開いて見返しを見ただけでワクワクが始まる、図書館好きな人にはピッタリな絵本です。うさぎは図書館の外で読み聞かせをしているのを聴いた時から、本が大好きになりました。閉まった図書館のブックポストから忍び込んだうさぎは、幸せな気分に包まれて本を家に持ち帰ります。その後の司書の対応に心が温かくなるでしょう。
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大好きなぬいぐみを図書館に持っていけたらどれだけ嬉しいことでしょう。それが実現された絵本の世界にはやさしい空気が流れています。動物のぬいぐるみと一緒におはなし会に参加した子どもたちの顔は楽しそうです。夜の図書館はぬいぐるみたちの時間。司書と一緒にお仕事したり、遊んでもらったり、絵本を読んでもらいます。
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としょかんのよる
ローレンツ・パウリ(文) , カトリーン・シェーラー(絵) , 若松 宣子(訳)
キツネに食べられそうになったネズミは図書館の中に逃げ込みます。館内では力関係が逆転したような2人のやり取りがコミカルで楽しい絵本です。色々と図書館の使い方を教えるネズミは、文字の読めないキツネにCDのついた絵本を読むように勧めます。他にも動物が出てきて、本をきっかけに仲良くなっていく様子に和むでしょう。
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