色んな気づきが得られるはず！男性にこそオススメの益田ミリの漫画

男性が主人公になった益田ミリ漫画の中でも珍しい一冊です。「誰かと比べてマシだから幸せ」という生き方に違和感を覚えた32歳・独身書店員の土田は、日々、人生の意味について考えています。男性なら思わず共感してしまう「あるある」を交えながら、柔らかな表現に包まれた4コマ漫画はほっこりとした気分にさせてくれます。

ベテランOLの姉と、社会人1年目の弟の2人暮らしの生活を描いた漫画です。登場人物は姉と弟のみですが、2人の軽快な掛け合いは読んでいて癖になるおもしろさがあります。特に世の男性の幻想を打ち砕くような姉の本音トークは男として耳が痛くもあり、「なるほど」と思わされる部分も。女心の一端を理解するのに役に立つかもしれません。

娘から見た父親との思い出を描いたコミック＆エッセイです。わかりやすくて、わかりにくくて、ちょっと面倒だけど、完全に嫌いにはなれない父親という存在。作中のオトーさんは少し強烈ですが、それでも共感してしまう部分は多いはず。これから父親になる人、すでに父親の人など、自分の立場によって感じ方が変わるユニークな一冊です。

働く女性なら共感必至のお仕事漫画です。主人公は同じ職場の社会人2年目、12年目、20年目の3人のマリコ。世代による価値観の違いなどが丁寧に描かれていて、男性が普段はうかがい知れない女性の別の一面を垣間見ることができます。また、色んなことを抱えながらも、それでも頑張る姿は男性でも十分に共感できるはずです。

田舎暮らしを始めた主人公と、週末ごとに都会から遊びに来る友人2人の、仲良し3人組による森での生活を描いた4コマ漫画です。遊びに来るたびに友人たちが森で得る知恵や気づきは、都会生活がもたらすイライラの視点を変えるきっかけになり、心が癒されます。都会に疲れた・・・という男性は、ぜひご一読ください。