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節分って何をする日なの?というお子さん向けの豆まきと鬼が出てくる絵本
立春の前日である節分にすることといえば、邪気を追い払うための豆まきです。鬼や豆まき、変わり種のお福さんが出てくる話を楽しみながら、節分の由来にも詳しくなれる絵本をセレクトしました。鬼の角や牙の由来を知ることができる本もあります。豆まきをして心おきなく「笑う門には福来たる」と、福をお招きしたいところです。
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せつぶんワイワイまめまきの日!
ますだ ゆうこ(作) , たちもと みちこ(絵)
ジャンケンもしていないのに、たかしは隠れんぼのオニにされてしまいます。つよしが悪い子になったのはオニの「リンリンボウ」がついているから、ということをオニの子・キッチに教えられて、豆まき&つよしを大笑いさせることでオニを追い出します。節分の由来や鬼の角や牙が昔の鬼門からきている、ということも詳しく書いてある絵本です。
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おばあちゃんのえほうまき
野村 たかあき(作・絵)
ストーリーの中に、節分にどういうことをするのかが盛り込まれた絵本です。玄関にヒイラギいわしの頭を飾るのは臭い匂いとヒイラギの刺を鬼が嫌がることや、恵方巻きには七福神にちなんで7つの具を入れることなど、子どもだけではなく大人でも色んな発見があります。巻末には恵方巻きの作り方も載っています。
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おふくさん
服部 美法(ぶん・え)
毎日にこにこ笑顔で暮らしていたおふくさんたちのもとに、怖がらせてやろうとおにがやって来ます。恐れることなくへっちゃらなおふくさんたちは、おにを笑わそうと着せ替えごっこをしたり豆大福を差し出したりします。にらめっこをすると、その顔のおもしろさにたまらずおにも大笑いしてしまいます。まさに「笑う門には福来たる」です。
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おにのパンツ
鈴木 博子(構成・絵)
わらべ歌の「鬼のパンツ」がもとになった楽しい絵本です。赤おにと青おにの顔は怖くなくて、動物たちが1匹ずつ集まります。最後のページには楽譜もついているので、ピアノを弾きながら子どもと一緒に歌ったり、踊ったりできてワイワイと楽しめること請け合いです。小さな子どもへの読み聞かせにもピッタリです。
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おにはうちふくはそと
西本 鶏介(文) , 村上 豊(絵)
百姓夫婦は米も買えないほど貧乏で、節分の日でも豆まきができません。空の升を手に声だけで豆まきをしようと試みますが、そんなことをしたことがない夫は間違えて「おにはうち、ふくはそと」と言ってしまいます。それに喜んだおにがやって来ますが、それからの展開はおにの虎皮パンツを米に替えたり、やさしいもので心温まります。
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