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春爛漫!入学前の期待と不安で胸いっぱいの新1年生に読んでほしい絵本
暖かな春になって桜の花が満開に咲く時期には、新1年生は小学校への期待と不安で胸がいっぱいになっているかと思います。ここでは、そんなときに読んでほしい絵本を選びました。幼稚園との違いがわかったり、小学校でやることの予備知識を得られたり、ストーリーを楽しみながら学べる本ばかりです。
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いちねんせい
谷川 俊太郎(詩) , 和田 誠(絵)
入学した1年生が学校で何を感じるのかが、素朴な詩で描かれた絵本です。先生が教えてくれるのはどんなことなのかな、すごい秘密を教えてくれるかもしれない、という子どもの不安と期待と興味が短い詩からストレートに伝わってきます。一緒に読む大人も過去を思い返して新鮮な気持ちになるでしょう。
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おめでとうのさくらまんじゅう
西本 鶏介(作) , 野須 あき(絵)
小学校の校舎が木造からコンクリートになって周りの環境が変わっても、校庭の隅に植えられた桜の木と和菓子屋のしょうきちじいさんだけは変わることなく、入学してくる子どもたちを見守り続けるやさしい眼差しを感じさせる絵本です。子どもたちが背負っているランドセルの色に、色んなことを考えさせられます。
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しょうがっこうへ いこう
斉藤 洋(著) , 田中 六大(著)
幼稚園と小学校の違いがわかりやすく描かれている絵本です。迷路遊びが始まるように学校での1日が進んでいく話で、実際に国語や算数の授業で習ったことを復習するようなクイズや、どの教室に何があるのかの当てっこゲームも途中で出てきます。楽しみながら学校生活について学べてる上に、親子の会話が弾みそうな趣向が凝らされています。
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いちねんせいのいちにち
おか しゅうぞう(さく) , ふじた ひおこ(え)
時間割に沿って勉強することや、休み時間があること、給食を食べること、ケガをした時に保健室に行くことなど、小学生になったら何をするのか・・・と不安を抱いている子に読んであげるのにぴったりの絵本です。できないことを友達に励まされたり、色んなことを教えあったり、素敵な学校生活が描かれています。
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うさこちゃんがっこうへいく 改版
ディック・ブルーナ(ぶん え) , まつおか きょうこ(やく)
友達と一緒に学校へ行ったうさこちゃんの、楽しい1日をわかりやすい言葉で表現した絵本です。うさこちゃんたちが描いたいろいろな絵を見て、みんな同じじゃなくてもいいのだと感じて気持ちが楽になる子もいるかもしれません。
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