世の人は何とも言わば言え 我がなす事は我のみぞ知る

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紹介文がいらないほどの大ベストセラー。国民的作家司馬遼太郎の代表作。最近では色々と間違いも多いとも、かなり偏りがあるとも言われていますが、これはあくまでもこれは小説なのだから、まずは何も考えずに若い人には特にとりあえずは手に取り読んで欲しい。

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これをマンガと侮るなかれ。第1部『ワイド版 風雲児たち』20巻もありますが、まずは「幕末編」から手に取って下さってもかまいません。ギャグ満載で思わず吹き出してしまうかも知れません。膨大な人数の登場人物も気になりません。江戸時代の歴史が楽しく読めます。5月には最新刊32巻が出版されます。

著者は「新選組」「篤姫」「龍馬伝」「西郷どん」など数多くの大河ドラマの時代考証を担当した大石学。左ページに年表、右ページはそれに関連した図版や資料を掲載してあって読みやすくわかりやすい。幕末小説を読む時にそばに置いて欲しい一冊。

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初めて読んだ時、単純にすごい！と感じました。坂本龍馬を挟んで対立する位置にいる、元「妻」楢崎りょうと元「許嫁」のふたりに相棒を組ませて、龍馬暗殺の謎を追わせる。そのフィクションに、史実が上手にからんでくる。著者はこれが処女作というから驚きでした。映像化したらもっと面白いかも！

坂本龍馬の残した手紙を詳しく読み解くことで幕末史の転換点と言われる「薩長同盟」に龍馬がどのように関わっていたかを探っていく。著者は、京都国立博物館の上席研究員だけあってその解説は詳しく非常に読みやすいです。