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港の人 編集者 井上有紀ブックキュレーター港の人 編集者 井上有紀

歌の言葉の向こう側へ。作詞家たちの言葉と心に触れる本

作詞家、すなわち歌の言葉を紡ぐ人たちの本を紹介します。音楽から生まれ、音楽とともに生きる言葉を生み出す人たちの言語感覚は、メロディが鳴り止んでも、行間に空気の振動をつくり出すことができるかのようです。詩集、エッセイ、小説・・・形は違っても、言葉のプロたちの仕事は、なかなかにしたたかで、そしてとても魅力的です。

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  • 「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」の歌詞で高い評価を受けた、覚和歌子の詩集。朗読のライブやワークショップなど、多方面から言葉にせまっていく活動を続けているこの詩人の詩行には、頭や指先だけでなく、からだ全体を通ってきたからこそのすこやかさ、しなやかさ、そして切実さがある。

  • 音楽に魅了されている16歳の少年の物語は、武道館のビートルズ公演の日がエンディング。作品中に散りばめられた60年代の東京の情景には、今はもう存在しないものも多いけれど、もしかしたら、この小説が書かれた時からずっと失われていたのかも。そう思えるくらい松本隆の世界は普遍的だ。巻末の解説は吉本隆明。

  • カテゴライズできない才能をもつ人というカテゴリーがあるならば、いま、その中心にいるのがこの人かもしれない。ネガティブなことにも誠実に向き合うというやり方でラディカルであろうとする青年の横顔が見える。「恋」という歌で「意味なんかないさ/暮らしがあるだけ」と宣言する感性が、全ページに貫かれている。

  • 序文を読めば、ただならぬ文才の持ち主であることがたちどころにわかるはず。たとえ「アジカンのゴッチ」が何を指しているのかわからない人であっても。壊れているようで筋道があり、フレンドリーだけど共感を拒んでいるようでもある。この魅力の正体は深い謎だが、こんな文章家がいたことを喜ばずにはいられない。

  • 1970年代から数々のヒット曲を生み出した森雪之丞と作家の江國香織、ふたりが一冊の詩集をつくる。一台のピアノをふたりで一緒に弾くかのように。聞こえてくる音はシンプルだけど、響きはとてもおとなっぽい。ロック色の強い音楽を手がけてきた森雪之丞の詩は、言葉の走らせ方に、歌詞そのままの疾走感が感じられる。

港の人 編集者 井上有紀

ブックキュレーター

港の人 編集者 井上有紀

鎌倉の由比ガ浜にある出版社「港の人」勤務の編集者。手がけた本は、『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』(マーシャ・ブラウン)、『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編)、『胞子文学名作選』(田中美穂編)、『世界 ポエマ・ナイヴネ』(チェスワフ・ミウォシュ)、『90度のまなざし』(合田佐和子)など。海を見ながら自転車で通勤する時間が、毎日のいちばんの贅沢です。本棚の隅っこにあるような本もふくめて、一冊一冊大切に紹介します。ホームページhttps://www.minatonohito.jp

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