ブックキュレーターhonto編集員
生まれてくれて、生んでくれて、ありがとう。親子で一緒に読みたい絵本
「生まれてくれて、ありがとう」という言葉が伝わってくる、温かで見守る眼差しがやさしい絵本を集めました。お母さんがこんな風に思いながら待っていてくれたことがわかれば、「生んでくれて、ありがとう」と自然に思えることでしょう。赤ちゃんの未来に思いを馳せる姿にはやさしさが満ちあふれていて、読んでいて心地よいです。
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ちいさなあなたへ
アリスン・マギー(ぶん) , ピーター・レイノルズ(え) , なかがわ ちひろ(やく)
母の願いや不安や未来への想いが詰め込まれている絵本です。母から子どもへ、子どもが成長して母になり新たに子どもへ、そんな風に受け継がれていく本としてもぴったりだと思います。あなたが生まれてからこんな風に思っていたんだよ、と穏やかでやさしい空気に包まれた本は、愛情を伝える手段としても役立つでしょう。
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うまれてきてくれてありがとう
にしもと よう(ぶん) , 黒井 健(え)
ママを探しているぼくが可愛くて、見ているだけでもキュンとして愛おしくなる絵本です。早くママに会いたいと探し続けるぼくが、やがてやさしい光に包まれてママのお腹の中に入った時には安心したことでしょう。読み終わった後、「生まれてきてくれて、ありがとう」と子どもを抱きしめたくなること間違いなしです。
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おかあさんがおかあさんになった日
長野 ヒデ子(さく)
予定日を過ぎても赤ちゃんが生まれないことで入院することになったお母さんが、どんなことを思いながら過ごしていたのかがわかる絵本です。不安がる様子は一切描かれておらず、待つことすらも楽しみながらお母さんになる心の準備をしているようでもありました。生まれた赤ちゃんに語りかける声は、喜びとやさしさにあふれています。
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おへそのあな
長谷川 義史(作)
お母さんのお腹の中にいてへその穴から外を見ている赤ちゃんのお話です。赤ちゃんが生まれてくることを楽しみに待っている家族たちが逆さに見えているなど、楽しい仕掛けもあります。穴の中から感じる匂いや音や声はどれも温かなもので、「明日生まれていくよ」と聞こえない声で皆に言う赤ちゃんも、その日を待っていたことがわかります。
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みんなあかちゃんだった
鈴木 まもる(作)
赤ちゃんの可愛いらしい姿が描かれた表紙を見るだけでにっこり笑顔になれる絵本です。どんな風に成長していくのか生まれて2ヵ月くらいから詳細に描かれていて、大きくなった子どもと一緒に読みながらあなたもこうだったのよ、と笑いながら教えてあげることもできます。楽しく会話が弾む、子どもと一緒に読むのにぴったりな一冊です。
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