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世界史を鮮やかにイメージできる!歴史が好きになる副読本
「世界史」というと、教科書や分厚い歴史書を読もうとして無味乾燥な記述に挫折してしまった・・・という方も多いことでしょう。そんな方には世界史が鮮やかにイメージできるようになる「副読本」をオススメします。教科書と比べて断然読みやすく、歴史の見方が変わるような本をチョイスしました。
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世界の歴史 漫画版 1 ペルシア帝国とローマ帝国
本村 凌二(監修) , 茶留 たかふみ(漫画) , 井上 大助(漫画)
活字の本では歴史をイメージしにくいという方は、ぜひストーリー仕立てになった学習漫画を読んでみてください。本シリーズは全10巻の文庫本で、原始時代から現代までの歴史を概観することができます。人類の歴史を作ってきた有名無名な人々の人生が、歴史の裏にはあったことが描かれていて感動的です。
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若い読者のための世界史 原始から現代まで 上
エルンスト・H.ゴンブリッチ(著) , 中山 典夫(訳)
タイトル通り若い読者に向けて語られた、読みやすくてわかりやすい世界史の本です。教科書とは違って物語として歴史が語られ、興味深いトピックが散りばめられているので、最後まで興味深く読み進めることができるでしょう。本書が発表されてから50年後に書かれた「あとがき」も感動的で、歴史を学ぶことの大切さを痛感します。
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最新世界史図説タペストリー 19訂版
川北 稔(監修) , 桃木 至朗(監修)
実際に学校の授業で使われている、文字通りの「副読本」です。ただ図や写真が載っているだけではなく、「タテの流れ(各国史)」「ヨコのつながり(同時代史)」が一目でわかるように工夫されていて、世界史を立体的にイメージすることができます。オールカラーで値段もお手頃、高校生に独占させるにはもったいない隠れた名著です。
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自分のなかに歴史をよむ
阿部 謹也(著)
この本で語られる「歴史」は、教科書に書かれた歴史とはまったく違ったものです。なぜ日本人がヨーロッパの歴史を学ぶ必要があるのか、歴史を学ぶとはどういうことなのか、ということを考えさせられます。著者の経験から生まれた歴史の学び方に触れることによって、人生観も変えられるような一冊です。
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