ブックキュレーターhonto編集員
悲しくて、切なくて、美しい。しみじみと心に響く感動の悲話
ここで紹介するのは心が締めつけられるほど切なく、それでいてしみじみと心に響く滋味豊かな小説です。これらは概ね悲しい物語ではありますが、その素晴らしい内容ゆえに「読んで後悔した」などとは決して思わないはず。うわべだけの薄っぺらいものではなく、真っ当な心からの感動を味わいたい方にオススメです。
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1930年代のカリフォルニア州を舞台に、希望を胸にたくましく生きる者たちが直面する悲惨な現実を描いた小説です。世渡り上手のジョージとちょっと頭の鈍いレニーの、風変わりな友情が醸し出すやさしい雰囲気にホロリとさせられるでしょう。しかし彼らに降りかかる悲劇は避けようもなく、ラストのジョージの悲しい選択に強く胸を打たれます。
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ロッティー、家へ帰ろう
テリー・ケイ(著) , 兼武 進(訳)
ふとしたきっかけで出会い、互いに心通わせる若い男女。運命的な出会いを繰り返しながらも、2人は決して結ばれることはありません。それでも2人の絆は徐々に深まっていきますが、その先には悲しい結末が待ち受けています。薄幸の美少女ロッティーと、心根のやさしい青年ベンのもどかしくも切ない恋模様に思わず涙してしまう一冊です。
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