冷凍睡眠には名作しかない

表題作は冷凍睡眠から目覚めると頭の中にエイリアンがすみついていた少女の、冒険心と勇気の物語。二作目の『グッドナイト、スイートハーツ』のほうが冷凍睡眠要素が強く、30歳の男性が眠って70年後に初恋の女性と再会するというストーリー。冷凍睡眠は大きな時間の流れのなかで愛を観察できる舞台装置なのかも。

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愛猫と一緒に冷凍睡眠、のはずが、一人で眠ってしまったようだ・・・！言わずと知れた名作だけど、冷凍睡眠体験者の心境を最もじっくり描いている作品とも言えるかも知れない。猫を飼っていて、尚且つルンバを持ってる人で未読の人がいたら、ぜひ読んでみてください。

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テレビ番組の中学生リポーター・亜里沙が、冷凍睡眠装置の研究所を取材中に見てはいけないものを見てしまい、その後、行方不明になる。他の冷凍睡眠小説とは一味違います。それ以上は言えません、なにも考えずに読んだ方が面白いです。（紹介の放棄！）（でも本当にそう）

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短編『最後の事業』では、たった1人を残して人類全員が冷凍睡眠につきます。よりよい時代を待つために冷凍睡眠に入る、という設定は他のSFでもしばしば登場しますね。しかし、冷凍睡眠小説をいくらたくさん読んでいてもきっと想像することのできないオチが待っています。

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政府に選ばれ、冷凍保存されていた若者たち。地球滅亡後、また住める環境になったとして自動的に解凍され、彼らの冒険が始まった。しっかりしたサバイバル漫画でありつつも繊細かつ詩的なところがとっても素敵なんです。