人間の生きる原点！「食」とは何か？と改めて考えさせてくれる本

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40代のゲイカップルの食生活を描いたコミックです。毎月の食費は3万円まで。そのなかで組立てられた献立は庶民的ながら、どこか懐かしくて、誰もが美味しそうと思えるものばかり。お金をかけて贅沢をするだけが美食ではない、ということを教えてくれます。

1981年に取材旅行中の飛行機事故でこの世を去った作家・向田邦子。そんな彼女が綴った食にまつわるエッセイを集めた一冊です。入院中でも『退院したらアレを食べたい！』と周囲に漏らすほど食に貪欲だったのだとか。読めば不思議と元気になるのは、彼女が書く「食」へ想いが飾らず、まっすぐなものだからでしょう。

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女優として忙しい日々を過ごしていた沢村貞子。仕事ですれ違い気味の日々を送っていた夫婦を繋いでいたのは、沢村が綴る献立日記でした。実際に書かれた献立記録も収録されていて、そこからは夫への愛を感じ取ることができます。食卓とは愛の記録の一種なのかもしれない、と思えてくる一冊です。

作家・獅子文六による食の論考集です。散々旨いものを食べ歩いた先に彼が見つけた、「本当に旨いもの」とは？『昨日の美味いは、今日の美味にあらず』この言葉から、彼の食への貪欲さ、そして豊かな感性を感じ取ることができるでしょう。程よくスパイシーで辛口な文六節が、本書の隠し味になっています。

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大人気「彼ごはんシリーズ」の著者で料理研究家のSHIORIによる、さっと作れる簡単おつまみレシピ集です。「夫婦の会話を大切にしたい」そんな想いから生まれた90種ものレシピが掲載されていて、どれも5分程で作れてしまう簡単なものばかり！家飲みが好きな方はもちろん、新婚さんや料理ビギナーにもオススメな一冊です。